メモリーカードの捨て方
メモリーカードはデータを消してから捨てるのが安心。
1999年に登場したSDメモリー。いまや容量128G以上の製品が4,000円程度で購入できます。当時は、数MBでしたので、20年で10万倍に容量が増えた計算になります。ただ、データの重要性は下がっていないです。数KBのデータだとしても、電話帳やメールアドレスが重要なのは、今も昔も変わりません。捨て糧に注意する必要はありますが、数百MBから数GB程度のものはもう処分しても良いころではないでしょうか?
メモリーカードの処分方法
メモリーカードを捨てたい!という時に考えなくてはならないのは、次の2点です。
- データの消去方法
- ゴミとしての分類
1.データの消去方法
消去方法としては、ソフト的な消去と物理的な破壊があります。
ソフト的な消去
ソフト的な消去方法はメモリーカードのデータ領域に無意味なデータを上書きする方法が取られます。windowsはデータ消去ソフト、Macは付属のディスクユーティリティーで消去可能です。
データ消去の方法は、下記のページでも紹介していますので、参照してください。
参考ページ:パソコンって捨てますか?意外と捨てにくいですよね。分別は?
参考ページ:USBメモリの捨て方。データ消去と分類の両方に注意してね。
ハード的には、”割る”です。
やってみました。
割る前です。BUFFALO 2GB。まだちょっと勿体無いかな?とも思いましたが・・・。
割っちゃいました。どこから割ろうか悩んだ結果、こんな位置になりました。ニッパーで軽く挟む感じで作業しましたが、あっさり割れました。同程度の厚みのプラ板くらいの強度です。
断面に銀色の層が見えます。chip部分でしょうか・・・。
裏面です。ちょっと削って見ました。軽く削れて、回路パターンが見えています。COB (chip on board)実装呼ばれる実装タイプのようです。メモリーチップ部分がちゃんと破壊できているのか、残念ながら確認できませんでした。
2012年のアスキーのページにmicroSDメモリーの構造写真が載っていました。
この構造が正しければ、半分に折れれば、復元は不可能です。
また、データ復元サービスを行っている会社でもほとんどの場合、chipにヒビや割れがあるものは再生不可としています。ここまでの破壊であれば、データの復旧は不可能と思われます。
ただし、通常のサイズのSDカードやminiSDカードではメモリーIC部を確実に割らないと、復旧できてしまう可能性があります。確実に処理したい場合は内部のICを見分けながら破壊するようにしてください。
ゴミとしての分類
データ流出の心配がなくなったメモリーカードの処分方法です。いくつかの自治体について調べて見ました。
北海道石狩市
https://gomisute.net/hokkaido/ishikari-shi/
小型家電リサイクルとして回収ボックスに投入してください。
小型家電の回収ボックス等は下記ページを参考に探してください。
千葉県鴨川市
https://gomisute.net/chiba/kamogawa-shi/
分別表等に明記はありませんでした。小型家電は「ピックアップ回収」を行っています。一旦、燃えないゴミとして回収し、小型家電として選別・リサイクルする方法です。下記は小型家電ポータルサイトの記載です。
山口県下関市
https://gomisute.net/yamaguchi/shimonoseki-shi/
50音表等に記載はありませんでした。小型家電リサイクルのサイトで調べると奥山工場やリサイクルプラザに回収ボックスがあるようです。また、ピックアップ回収も実施しているようですので、こちらでの処理がベストです。
3つの市区町村で調べましたが、小型家電回収の対象となっている品目のため、回収ボックスへの投入が正しい処理のようです。
もし、これまでのSDカードに不満があるのなら・・。買い替えしましょう。
最近は128GBで2800円程度です。また、転送速度なども確実に上がっていますので、”保存中”で次の写真が撮れない!なんてイライラも減るはずです。
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お住いの地域の分別を調べるなら・・・
ごみの排出の際は、お住いの地域の分別に従ってください。調べるなら本サイトhttps://gomisute.netをつかってください。
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