スプレー缶に穴を開けるのか?開けないのか?って結局どっち?
スプレーを捨てる時、穴を開けるのか?開けないのか?って自治体によって違います。家庭での安全を考慮してガス抜きをしなくて良い自治体と、ゴミ回収や処理時の安全性を重視してガス抜きを実施する自治体に分かれます。
北海道札幌市
スプレー缶はまとめて排出すればよく、使い切って出すとの指示でした。
ただし事業系のゴミとしてだすスプレー缶は産廃(金属)なので、
産廃業者の指示により、穴を開けなくてはいけない状況もあり得ます。
ゴミが”業務”で発生したものであれば(例えば、不動産屋が前の住人の残したものを処理するなら)産廃です。
スプレー缶の処理は同じ北海道でも当然違います。
北海道知内町
https://gomisute.net/hokkaido/shiriuchi-cho/
スプレー缶は穴を開ける指示です。分類は燃えないゴミです。
静岡県川根本町
こちらも穴を開ける自治体です。分類は金属類です。
福岡県岡垣町
ビン・カンの分類で使い切って穴を開ける指示でした。
埼玉県越谷市
危険ゴミという分類で、穴あけ有無の指示がありませんでした。
福井県小浜市
アルミ・スチールの材質で分け、穴あけありでした。
調べた結果・・・穴を開ける自治体が多いようです。
いくつかの自治体を調べましたが、多くは穴を開ける指示でした。
穴あけの有無は回収時の分け方にありそうです。
スプレー缶を個別に確認できる形で回収している自治体はガス抜きなし。
まとめて金属類として回収する自治体は穴あけありのようです。
スプレー缶の安全対策。政府や協会等の取り組みは?
環境省の取り組み
環境省では、エアロゾルの中身排出機構をエアロゾル協会と進める取り組みがなされています。
http://www.env.go.jp/press/6830.html
独立行政法人国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20140724_1.pdf
上記資料は平成26年で、12ページに各自治体のスプレー缶処理方法が記載されていますが、札幌市は穴を開ける方に入っています。いまから4年前は札幌も穴を開ける自治体でした。過去の分類を同じでいいや!と思っていると、危ないですね・・・。
スプレー缶のガスは結局放出するしかない・・・。
穴を開ける/開けないの作業については、自治体により差はありますが、使い切って出すことは一緒です。結果的にガスは放出されるため、風通しのよいところで行いましょう。密閉された部屋等では行わない注意が必要です。最近は蓋が中身排出機構になっているので、無くさないようにして、しっかりガス抜きしましょう。
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